病院・医療施設用オーダー家具

Case1 某クリニックオーダー家具

円形カウンター

【お客様のご要望】

受付のカウンターを円形にしたい。

  • TOP天板は人工大理石を曲げて作ってます。
  • 足元にLEDテープライトを点け、白と濃い木目のコントラストを強調しています。

4分の3くらいのR型のため、どこまでも続くようなRの腰張りが難しく、すこし出っ張った荷物棚との境目が決まり難かったです。

ご希望のカウンターは3/4円形で、ほぼ円に近い状態です。
すべての寸法やRの形状がミリ単位での精度が必要なため、精密な施工図を作ります。
図面の精度と製作者の技術が命です。

>> 図面などの詳細はこちら

角丸カウンター

【お客様のご要望】

受付の空間をカウンターで仕切りたい。

  • 白をベースで少しの目違いも目立ってしまうため、ジョイント部分は細心の注意を払い加工しています。
  • 天板の上に折り畳み式扉が来るため、下レールは掘り込まず振れ止めだけで扉の軌道を作っています。

両端の壁の位置が決まっているために、カウンターサイドに余裕がなく、しかも上扉のレールがあるために実測→現調→製作とすべての段階で、確認、すり合わせが必要でした。

カルテ収納棚

【お客様のご要望】

間仕切のためのカルテ棚、収納が必要。

  • 化粧合板で製作していますが、引手部分を指かかりのため、えぐっています。そこを表面材と同じ仕上げで塗装。
  • 独立建てのため、転倒防止に床固定をアンカーを打って取り付けています。

扉が閉まっていてわかりませんが、内部は可動棚でカルテの大きさにあわせて、仕切られています。

洗面台

【お客様のご要望】

予算をかけずに、シンプルな洗面台を。

  • 1枚目はアンダーシンクで2枚目は置き式シンクです。対照的でカウンター自体に特殊な加工、穴あけが必要です。
  • 掃除が簡単にできるように、給排水の取り回しを壁面からにし、床には何も出ていません。

両サイドが壁の場合はいいのですが、1枚目のように片壁の場合、強度を確保する必要があります。

Case2 透析専門病院オーダー家具

受付カウンター

【お客様のご要望】

円形の受付カウンターでストレートな部分も必要。

  • 運搬、搬入のためのジョイントを何処でとるか、それを目立たなくする方法が難しいです。
  • 内側にコンセント、LANケーブルが通るために、骨組みには飛行機の骨格のような貫通穴がいたるところにあいています。

通常は、内机にパイプ足のようなものが必要になりますが、足を付けずに強度を確保しています。

受付カウンターの角

【お客様のご要望】

角をださずに丸面と丸面を突き合せたい。

  • メラミンと、丸面木塗装のジョイントです。
  • 色を合わせにくい白木目で苦労しました。

メラミンポストホームは3次元的なRができないため、木製のR面木と上手く合わせて、平面的なR天板の留め加工のあわせが実現しました。

多目的カウンター・輸液ポンプ設置棚等

【お客様のご要望】

多目的なカウンターを仕切り代わりにしたい。
輸液ポンプのための棚を新設したい。
診察室、手洗い&吊戸棚の色合いを統一させたい。

  • カウンターは、ゴミ箱・手洗い・収納・デスクを兼ね備えた複雑な作りになっています。
  • 輸液ポンプ用の棚は、取り出しやすく、設置しやすい形態にするため、コンセントを目いっぱいに配列しました。

カウンターは扉、可動棚、洗面の各出入りが合わせにくいので、加工に時間がかかりました。
診察室は簡単な家具ですが、収まるときれいな実例です。